2025/12/20(土) - 2026/03/31(火)
田辺三重松は、日本の洋画家。北海道・小樽を拠点に、港湾や運河、雪に覆われた街並みを主題とする油彩で評価を確立した。荒いタッチと厚塗りのマチエール、寒暖の強い対比による構図を特色とし、戦前から戦後にかけて公募展や団体展で着実に発表を重ねた。地域に根差した制作と教育活動にも携わり、北海道の近代洋画史を語るうえで欠かせない存在とされる。小樽港や運河を描いた連作は各地の美術館に収蔵され、厚みのある質感と力強い筆致で北の都市景観を象徴的に描き出し…