ドナルド・ジャッド(Donald Judd, 1928–1994)は、ミニマル・アートを代表する米国の美術家。絵画から出発し、1960年代以降、工業素材と幾何学的構成による反幻惑的な立体を展開し、「具体的対象(Specific Objects)」の概念を提示した。代表的シリーズに壁面の反復構成「Stacks」や寸法比の「Progressions」がある。1970年代後半からテキサス州マーファに拠点を築き、恒久設置による空間と作品の統合を追究。チナティ・ファウンデーションには「無題(アルミ)100点」および屋外の「無題(コンクリート)15点」が恒久設置されている。作品と遺産の保全はジャッド・ファウンデーションとチナティ・ファウンデーションが担う。
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