2025/11/28(金) - 2026/02/23(月)
岡鹿之助(1898–1978)は昭和期を代表する洋画家。都市や雪景、教会や城壁、風車、そしてフキノトウなどの植物を主題に、静謐で詩情に満ちた画面を、点描的な筆致と抑制された色彩で構築した。若年より洋画を学び、戦前から二科展を中心に発表。渡仏経験を経て、簡潔な形態と明澄な光を重んじる独自の風景表現を確立し、戦後も一貫して風景と静物に取り組んだ。代表作に「雪の発電所」「フキノトウ」など。日本の戦後洋画に抒情性と構築性をもたらした作家として高…