坂東玉三郎は、歌舞伎の女方を代表する俳優で、五代目を継ぐ。卓越した所作・声・型の美学で国内外に名声を持ち、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。歌舞伎舞踊や古典の名作を軸に、『京鹿子娘道成寺』『阿古屋』などの大役で評価が高い。俳優として舞台・映画に出演するほか、演出家としても活動し、伝統芸能と現代表現を往還する創作で領域を拡張。太鼓芸能集団・鼓童との舞台作品「アマテラス」では出演・演出を担い、大規模なコラボレーションを成功させた。古典の継承と同時に新作・再構成にも意欲的で、国際的な公演を通じ日本の舞台芸術の魅力を広く発信している。
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