エロール・ル・カイン(1941–1989)は、英国を拠点に活動した絵本作家・イラストレーター/アニメーター。リチャード・ウィリアムズ・スタジオでアニメーション制作に携わり、緻密で装飾性の高い画面と東西の文様美を融合させた独自の様式で知られる。児童書分野で多数の絵本を発表し、1984年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞。代表作に『十二人の踊るお姫さま』『ヒアワサの少年時代』『雪の女王』など、古典や神話を再解釈した絵本が挙げられる。色面の構成と平面的デザイン感覚を生かした華麗なイラストレーションで、絵本表現の可能性を広げた。
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