2025/03/20(木) - 04/20(日)
笠松紫浪(1898–1991)は大正・昭和期の新版画を代表する版画家。鏑木清方に日本画を学び、1919年頃より版元・渡邊庄三郎の下で木版画を発表、風景、都市景観、花鳥、美人画を手がけた。雨や雪、夜景の気配を巧みに捉える繊細な色調と構図で知られる。戦後は京都の版元・芸艸堂とも協働し、多数の風景版画を刊行。のちに自摺作品も制作し、戦前戦後を通じて新版画の美意識を継承・発展させた。各地の名所を描く風景連作や花鳥図が代表的な成果として評価されて…