2025/04/17(木) - 12/31(水)
高村光雲(1852–1934)は近代日本彫刻を切り開いた彫刻家。江戸の木彫仏師の伝統を基盤に、西洋的写実を取り入れた木彫で評価を確立し、明治以降の彫刻表現を刷新した。東京美術学校(現・東京藝術大学)で教授を務め、多くの後進を育成。代表作に、上野恩賜公園の西郷隆盛像(原型制作)や、精緻な写実で知られる木彫「老猿」などがある。宗教彫刻から近代の肖像・記念碑まで幅広く手がけ、伝統と近代性を架橋した中心的存在。詩人・彫刻家の高村光太郎の父。作品…