©️永青文庫...
2025/04/26(土) - 11/30(日)
鏑木清方(1878–1972)は、明治・大正・昭和期の日本画家。水野年方に師事し、新聞挿絵から出発。気品ある線描と柔らかな色彩で、江戸・東京の下町風俗や女性像を洗練された美人画・風俗画として描き、近代美人画を確立した。文展・帝展で頭角を現し、日本芸術院会員、1954年に文化勲章を受章。私塾「烏合会」を主宰し、伊東深水・山川秀峰ら多くの俊英を育て、新版画運動にも人材を送り出した。代表作に「築地明石町」「新富町」「浜町河岸」などがある。