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藤原定家は、平安末〜鎌倉初期を代表する歌人・歌学者・書家。和歌の革新に大きく寄与し、幽玄・有心を重んじる美意識で詠風を刷新した。後鳥羽院のもと『新古今和歌集』の撰者として中核を担い、のちに勅撰和歌集『新勅撰和歌集』を単独撰進。私撰集『小倉百人一首』の編者としても著名で、和歌の規範形成に決定的影響を与えた。歌論書『毎月抄』で作歌・選歌の理念を体系化し、日記『明月記』は同時代文化を伝える史料として重要。仮名書の「定家様」は流麗で力感に富み、後世の書風に大きな影響を及ぼした。活動は和歌創作・撰集・歌学理論・書の四領域にまたがり、日本中世芸術の基盤を築いた。

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