2025/07/19(土) - 09/07(日)
円山応挙は、江戸時代中期の京都を拠点とした絵師。写生に基づく明快な造形と、西洋由来の遠近法・陰影表現を取り入れ、装飾性と写実を両立させた円山派を確立した。山水・花鳥・人物・動物まで幅広く手がけ、襖絵・屏風・巻物・掛幅に優品を残す。代表作に国宝「雪松図屏風」(MOA美術館蔵)、「藤花図屏風」、「七難七福図巻」、「幽霊図」など。円山派は近世絵画の一大流派となり、長沢芦雪や呉春らに影響を及ぼし、のちの四条派形成にも関与。日本絵画史における写生…