2025/10/04(土) - 2026/02/01(日)
藤井厚二は、日本の近代建築における住宅研究の先駆者であり、建築家・教育者として活動した。気候風土に根ざした快適性を科学的に検証し、通風・採光・断熱・音環境などを総合的に設計へ反映させた点で評価が高い。自邸を実験住宅として段階的に建設・検証し、その到達点として知られる「聴竹居」(京都・大山崎)は、和の空間構成とモダニズムを融合した代表作。大学で後進を育成しつつ、住宅計画や環境工学に関する論考を多数発表し、日本の住居思想と近代住宅設計の基盤…