加守田章二(1933–1983)は、戦後日本を代表する陶芸家。実用性にとらわれない彫塑的な器形と、削り・刻線・貼付による大胆な造形、鉄絵や象嵌、灰釉・マット釉の繊細な質感を組み合わせ、幾何学や有機的モチーフの反復で独自の美を確立した。伝統的民芸の枠を越える前衛的アプローチで、壺・花器・鉢などに新たな造形言語をもたらし、現代陶芸の展開に大きな影響を与えた。日本陶芸展・日本伝統工芸展で評価を受け、作品は国内外の美術館に収蔵。2018年には東京国立近代美術館で大規模回顧展が開催され、その革新性が再検証された。代表作に彫り文様の壺やリブ状の花器など。
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