©️市川市芳澤ガーデンギ...
2025/04/26(土) - 06/29(日)
関野準一郎(1914–1988)は、戦後創作版画を代表する版画家。青森出身。恩地孝四郎に学び、「第一木曜会(イチモク会)」に参加。木版を中心に、精緻な彫りと重ね刷りによる豊かな階調で、肖像、都市風景、旅の情景を主題に制作した。1960年代の連作「東海道五十三次」は、伝統主題を現代的感覚で再解釈した代表作として知られる。日本版画協会でも活動し、国内外の展覧会に出品。作品はMoMA、シカゴ美術館、ボストン美術館などに収蔵されている。