守屋多々志は、日本の日本画家。歴史上の人物や合戦、宮廷風俗を題材とする歴史画で知られ、綿密な史料考証に基づく衣装・所作・調度の描写で評価を確立した。屏風や大画面の作品を多く手がけ、雑誌・書籍の表紙絵や挿絵なども通じて歴史イメージを視覚化した功績が大きい。公立館に収蔵が進み、名を冠した美術館も設置されている。戦国武将や公家社会を扱う連作、合戦図・人物図などが代表的な領域で、気品ある線描と抑制された色調、明快な群像構成に特色がある。公募展・美術団体での発表や受賞を重ね、戦後日本画の歴史画分野を牽引した。
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