2026/12/12(土) - 2027/01/17(日)
歌川国虎は、江戸時代後期に活動した歌川派の浮世絵師。資料が限られているため個人の詳細は不明だが、歌川派の流れを汲む意匠で錦絵を手がけ、役者絵や武者絵などの題材を制作した作例が伝わる。大胆な画面構成と明快な線描を特色とし、当時の大衆文化や舞台芸能の視覚化に寄与した。代表作や年譜の体系的整理は十分でないが、歌川派の周縁を支えた一員として位置づけられる。現存作は版本や単枚の刷り物として各地の美術館・資料館に所蔵され、同時代の国貞(歌川豊国)や…