2026/11/14(土) - 12/13(日)
長谷川等伯(1539–1610)は安土桃山時代を代表する絵師。能登に生まれ、仏画制作から出発し、のちに京都で活動。水墨による余白の美と金碧画の装飾性を併せ持つ作風で狩野派と並ぶ勢力を築き、長谷川派を創始した。代表作に国宝「松林図屏風」(東京国立博物館蔵)、「楓図」「桜図」を含む智積院障壁画群など。雪舟の水墨表現を継承しつつ、静謐で詩情豊かな空間表現を確立し、桃山障壁画の到達点を示した。子の久蔵に技法を伝え、桃山から江戸初期にかけて画壇に…