2026/07/11(土) - 09/27(日)
小室翠雲は、近代日本の南画(文人画)を代表する日本画家。明治から昭和にかけて活動し、山水や花鳥を主題に、墨の濃淡と余白を生かした端正な筆致で知られる。帝国美術院の官展(文展・帝展)で頭角を現し、審査にも関わった。大正期には南画復興の中心人物として同時代の画家とともに日本南画院の設立に参画し、後進の育成と発表の場づくりに尽力した。書画一体の素養に裏打ちされた気韻生動の表現を特色とし、近代南画の展開に大きな影響を与えた。代表的な仕事に、四季…