2025/12/09(火) - 2026/05/24(日)
平田郷陽は、20世紀日本を代表する人形作家(人形師)。重要無形文化財「人形制作」保持者(人間国宝)として、人形芸術の近代化と高度な写実表現を切り拓いた。帝展・日展を舞台に評価を確立し、子どもの面貌と所作を品位ある造形に昇華した市松人形・童人人形を中心に制作。胡粉仕上げの繊細な肌、硝子眼や髪の質感、衣裳の格調ある調和により、写実と理想化の均衡を示した。近現代の人形表現を美術の領域へ押し上げ、多くの後進と制作団体に影響を与えた。主要作品は国…