2026/02/21(土) - 04/19(日)
小杉放菴(こすぎ ほうあん、1881–1964)は、日本の近代美術を代表する画家。初期は「小杉未醒」を名乗り洋画で活動し、1910年代にはフュウザン会に関わり後期印象派の受容に寄与した。のち東洋画へ転じて「放菴」と号し、日本画・水墨による山水や花鳥、人物を軽やかな筆致と余白の美で表現した。装幀や挿絵、書にも取り組み、多彩な分野で近代の視覚文化を更新。洋画から日本画への越境と、詩情豊かな造形で知られ、その歩みは近代日本美術の展開を示す重要…