2026/08/17(月) - 20(木)
売茶翁(ばいさおう、号=高遊外)は、江戸中期の禅僧・文人。京都で煎茶を売り歩き、抹茶中心だった茶の世界に煎茶文化を広めた中心的人物。文人(南画)や俳諧のサークルと深く交流し、与謝蕪村・池大雅・伊藤若冲らに肖像や関連作が残る。自身も漢詩と書を多く遺し、簡素で滋味ある筆致と清風の気韻で知られる。売茶の実践と文人ネットワークを通じ、近世煎茶道の成立と京の文人文化に決定的な影響を与えた。活動分野は茶文化普及、詩文、書。代表的には茶会記や自筆の詩…