2026/04/04(土) - 05/24(日)
北野恒富(1880–1947)は、明治末から昭和前期に大阪を拠点に活動した日本画家。洗練された線描と抑制の利いた色彩で気品ある美人画を確立し、近代大阪画壇を代表する存在とされた。若年期に新聞・雑誌の挿絵で実務経験を重ね、のちに文展・帝展などの公募展で評価を得て地位を確立。私塾「白耀社」を主宰して多くの門下を育て、大阪日本画の基盤形成に寄与した。代表作に「青扇」など。幽艶で端正な女性像や風俗表現を通じ、都市的感性を映す近代美人画の重要な潮…